| ヴィッシャー夫妻 ⇒⇒⇒ マージョリー氏 ⇒⇒⇒ 野沢氏 ⇒⇒⇒ 村本氏 ⇒⇒⇒ 茨木氏 ⇒⇒⇒ 山崎氏 ⇒⇒⇒ 加藤氏 ⇒⇒⇒ 岡田氏 |
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この手紙はどのようにSAAが生まれたかということと、日本のステップファミリーの人へのメッセージをヴィッシャー夫妻に依頼し、その返事として頂いたものです。日本のみなさんへ あなたは、私たちがなぜ、どのようにして「全米ステップファミリー協会 Stepfamily Association of America (通称SAA)」を設立・運営し始めたかと訊ねられましたね。そのご質問に答えるためには、私たちが結婚していた20年前に戻る必要があります。その頃、私たちふたりは、それ以前の結婚から4人ずつの子供を連れて再婚したのですが、自分たちの新しい家族がどのようになっていくのか、私たち自身、予想もつかない状態でした。今でこそ、アメリカではステップファミリーが直面 するであろう問題が理解され、また、それらにいかに対処すれば良いかのサポートとなる記事が掲載されている本や雑誌が多く出回っています。でも、私たちが結婚した1960年代には、その手の情報は皆無でした。 我々の子どもたちは、5才から15才までと年齢差も大きく、再婚当初は、多くの予期せぬ チャレンジが待ち受けていました。通常の結婚の場合、ふたりの大人がお互いの関係を深め合うことから始まります。しかし、子どもを伴った再婚は、それ以上の人間関係を一つの家族に迎え入れることとなるのです。当然家族関係は、より複雑となり、新しい家族のひとりひとりが、お互いを知り、居心地の良く暮らせるようになるまでには、単にふたりの関係より長い時間を必要とします。私たちは新しい家族において本当にたくさんのことを学ばなければなりませんでした。 この間、アメリカ社会における家族事情は大きく変化していきました。離婚率が上昇した結果 、再婚家庭も増え、多くのステップファミリーを生み出しました。私たちは、他のステップファミリーの人たちと交流を始め、彼らが日常でぶつかる困難とは何かを聞いたりもしました。また、彼らに役に立つことは何かを考え始めました。そして、すぐにわかったことは、同じような境遇にいる他の家族との交流と情報を得ることが大切だということでした。私たちとカリフォルニアにいたもう一組のステップファミリーが一緒になって、ステップファミリー事情に興味を持つ人たちのためのミーティングを始めました。そして、ゆっくりとですが、いくつかの家族がカリフォルニア州内の異なる町や市でミーティングを持つようになりました。ステップファミリーに生活する大人と子どもたちが解決してゆかなければならない状況を、相談を受けているカウンセラーたちに理解してもらうための本も書きました。この本は、カウンセラーや福祉に携わる人達だけでなく、多くのステップファミリーの人たちにも読まれました。その後、次第にアメリカ中に この活動が知られるようになり、全国的な組織を作ることを決めました。そして、1979年12月1日にSAAが誕生したのです! SAAは、いろいろな市や町で小さなグループがミーティングを開き、お互いをサポートできるように援助してきました。そして毎年1回、100人から200人の人がアメリカ中から集う全米ステップファミリー会議を催しています。ステップファミリーの親や子どものための本が色々書かれるようになり、SAAがこれらの本が販売される中心的な場所となりました。(SAAは、過去もそして現在も資金が充分ではありません。そんなこともあり、SAAは、本の著者に働きかけ、彼らの本の何冊かを寄付してもらい、それらをSAAを通 して売って資金を作ることもしました。)そのような過程を経て、教育資源のプログラムをスタートさせたのです。何年もかけて、サポートとなる本が何冊も出版されるに従ってSAAプログラムも充実してきました。今では、ひとつのステップファミリーが話をするために他のステップファミリーを捜すこともできるようになり、また、教育資源プログラムを通 して価値ある情報を得ることもできます。SAAは今でも国内外のグループの設立をサポートたり、メディアとの連絡の相談にのったり、ステップファミリーの生活に関する重要な情報をステップファミリーに提供したりしています。また、全米会議に出席できないステップファミリーのために、SAAは年に2回、アメリカ合衆国の各地で行われる役員会議の際に、セラピストやカウンセラーのための研修プログラムを提供しています。 当初よりSAAには事務や指導にあたってくれる情熱的かつ献身的なボランティアのグループが存在します。彼らは普段より電話で連絡を取り合い、春と秋にはSAAの実行委員長と事務管理者とミーティングを開き、組織の運営や経営、そして将来の計画などについて討論を重ねて来ました。このような傑出したサポーターのグループが存在していることは、SAAにとってとても幸運なことでした。このボランティアグループによる委員会の運営方針がなければ、SAAは、ステップファミリーが、社会に貢献し、かつ社会の重要な一員として受け入れられるためのサポートができなかったでしょう。 あなたの手紙の中に、日本のステップファミリーに向けて、何かメッセージが欲しいともありましたね。私たちは喜んで、それをさせてもらいます。また、日本のステップファミリーに情報を提供することが大きく成功することを祈っています。私たちは自分の体験から、そして子供を持ちながら再婚した家族と出会い、彼らの失敗と成功を分かち合うことによって、多くのことを学んで来ました。 日本の皆さんへのメッセージとして、私たちが重要だと考えている7つの提案を皆さんと分かち合いたいと思います。
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話をする相手を見つけてください。参考となる資料があれば読んで下さい。「どうせどんな家庭でも様々な問題を持っているんだから」、そう考えてリラックスしましょう。そして、ステップファミリーが新しい環境に落ち着き居心地の良い関係になるには、通常何年もかかることを思い出してください。 それだけの価値はあります。ステップファミリーの生活はそれだけ報いのあるものなのです! |
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